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今回は、鍼灸師・医学博士として臨床・研究・教育の各分野で活躍されている萱間洋平先生に、「めまい・ふらつき」をテーマにご講義いただきます。
萱間先生は、慶應義塾大学大学院医学研究科で博士(医学)を取得し、同大学医学部漢方医学センターで鍼灸外来を担当。現在も鍼灸臨床に携わりながら、専門学校での教育や「かやま塾」などを通じて、医学的な知識と鍼灸臨床をつなぐ教育活動を続けられています。
今回のセミナーでは、「めまいにはどのツボを使うのか?」という配穴から入るのではなく、その一歩手前にある“患者さんをどうみるか”を学びます。
前庭・視覚・体性感覚という3つの感覚情報を基本的な生理学から整理し、めまいやふらつきがなぜ起こるのか、鍼灸師として何を確認し、どのように治療へつなげるのかを解説。
さらに模擬症例を用いながら、評価・触診・刺鍼、そして治療後の変化を次の臨床判断へつなげるところまで実践的に学ぶ2日間です。
< 萱間先生から参加者へのメッセージ >
めまいの患者さんを前にすると、「どこに鍼をしたらよいのだろう」と考えたくなります。私自身も鍼灸師ですから、最終的には、どこに、どのように鍼をするかを考えます。
ただ、その前に整理しておきたいことがあります。
その患者さんはどのような診断・治療を受けているのか。現在はどんなときにふらつくのか。頭を動かしたとき、目を閉じたとき、身体の支え方を変えたときにはどうなるのか。
こうした情報を丁寧にみていくと、同じ「めまい」という訴えでも、患者さんによって異なる状態が見えてきます。
今回のセミナーでは、めまいの疾患を網羅的に覚えたり、特別な治療法を習得したりすることを目的にはしていません。前庭・視覚・体性感覚という基本的な生理学を手がかりに、「何をみるのか」「何を変えてみるのか」「その変化をどう読むのか」をシンプルに整理します。
明日めまいの患者さんが来院したとき、「どのツボ?」と考えるその前に、一度患者さんの状態を整理できる。そんな臨床の見取り図を持ち帰っていただければと思います。
< 受講後に期待できること >
本セミナーでは、「めまい=このツボ」という配穴の暗記ではなく、患者さんの状態を整理し、評価から治療、そして再評価までを組み立てるための考え方を学びます。
前庭・視覚・体性感覚が身体の安定にどのように関わっているのかを理解することで、「なぜ頭を動かすとふらつくのか」「なぜ目を閉じると不安定になるのか」「なぜ視覚環境によって症状が変わるのか」を考えられるようになります。
さらに模擬症例を通して、医療機関での評価・治療を優先すべき問題と、鍼灸臨床で観察・介入を検討できる問題を整理。肢位や支持条件の調整、触診、刺鍼といった介入を行い、その場の変化だけでなく、その後の経過まで含めて次の臨床判断につなげる流れを学びます。
「どこに鍼をするか」の一歩手前にある、“患者さんをどうみるか”という臨床力を深められるセミナーです。
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しかも、今回は、1日目の理論編のみ、無料オープンセミナーとさせていただきます。
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